ダウン症だと偏平足の子が多く、足底板(インソール)使用の靴を使わなくてはいけない子が多いというお話を前にしました。
インソールの靴を作るのに時間もお金も結構かかるというお話もその時にしましたが、先日とうとう新しい靴が出来上がったので、実際にかかった時間と費用をご紹介しますね!
これからインソールを作るという方の参考になれたら嬉しいです(^^)
苦労の末やっと完成した靴をうちの長男は嫌がり拒否して履かず、その日は学校をサボったというお話もこの間しましたが、その後次の日からはしっかり履いてくれています(ホッ。)
目次
身長&体重がいっきに増えると足により負担がかかる!
これは今まで使っていたインソールです。
今回完成したインソールがこれです。
うちの子、ここ1年でものすごく身長も体重も増えたんですよ。
そのせいか、足の親指の形がちょっと曲がっちゃっていたんですよ。
両方の親指が内側に曲がってしまっていて・・・整形の先生のお話しによると、いっきに身長と体重が増えたので足がその重さに対応しきれず負担がかかってしまったとの事です(*_*;
なので、今回はいつもよりもかなり角度がきつく作られていて、厚みも前回と比べるとかなりありました。
なのでこそ、うちの子は新しい靴を履くのを今回はものすごく嫌がったんですよね(泣)
詳しくはコチラ

写真だと分かりづらいですが、前回のインソールはまだ柔らかかったのですが、今回出来上がったのは全然曲がらない硬さで作られています。
出来上がったインソールを装着してからも今回は微調整がありました。
なので2回目の受診後すぐにインソールを受け取れず、2回目受診後の約1週間後に最終調整されたインソールが自宅に送られてきました。
今回足底板(インソール)作りに実際にかかった時間と費用
インソールが完成するまでにかかったリアルな時間
新しい靴をそろそろ作ろうと思ったのが夏休み前の7月です。
7月の中頃に整形外科に予約を入れて、予約が入れた日が9月頭です。
それからやっと受診して足型をとり、2回目の受診が10月の頭です。(2回目の受診までに自分で靴だけはネットで購入して用意しておきました。)
その後微調整もあったので、結局インソールが完成して我が家に届いたのが10月の2週目・・・
実際に靴を作ろうと思ってから完成するまで、今回は約3か月もかかりました(汗)
あくまでもこれは我が家のケースです(笑)
利用している整形外科の混雑状況や利用する業者さんの状態でもちろん異なります。
完成したインソール使用靴のリアルなお値段
今回インソール(靴代は別)にかかったリアルな費用です。
足の型をとる(採寸代)は1足分のみなので2個分(左右分)で12,200円
そして1足分のインソール代(両足分)が13,800円なので
1足目 26,000円
2足目 13,800円
合計で41,710円(委託報酬額を上乗せした金額)でした。
それに自分でネットで購入した靴代(詳しくは前回の記事を見て下さいね)の約6,0000円をプラスすると・・・
完成した靴の1足目の金額が約32,000円です。
2足目が約19,800円ですね。
・・・やっぱり高かった(泣)
もちろん利用業者さんによって金額の違いがあったり、購入した靴のお値段によって金額の違いがあるので、これはあくまでも我が家のケースです。
なので、だいたいこのぐらいかかるという目安として考えて下さいね。
前回もご紹介しましたが、1足目は補助金で全額かえってきますが、2足目は利用している保険組合によって保障してもらえないケースも多いです。
補助金申請に必要だった書類
つい先日この靴が完成したので、早速補助金申請もし始めました。
前回ご紹介した通り、補助金の申請は2段階あります。
まず先に利用している保険証の保険組合に補助金申請をします。
うちのパパの会社が加盟している保険組合は全国健康保険協会の東京支部です。
※申請に必要な書類や2足目も補助の対象になるのかはご加盟している保険組合に問い合わせてみて下さいね。
全国健康保険組合(東京支部)の場合に必要だった書類が
- 療養費支給申請書(治療用装具)
- 医者の「意見および装具装着証明書」等
- 領収書
この3点でした。
返金額を振り込む口座を指定するので、提出書類はありませんが、返金先の口座の記載も必要になります。
申請書は全国健康保険協会に電話して必要書類を確認した時に、ついでに郵送してもらい入手しました。
お問い合わせ電話で必要書類や申請方法を確認する時に、インソールが2足目も補助対象になるのかも必ず確認して下さい。
我が家が利用している全国健康保険協会は医師が2足必要と判断した場合は(医師の証明書にその旨記載されている事が条件)2足目も支給の対象になるとの事でした。
もし2足目も補助対象になる方でしたら、先生からいただく証明書に必ず2足必要等の記載があるかどうか必ず自分でもチェックした方がいいいですよ。
もし記載がなかったら先生に直接お願いするといいです。
2足目の補助が下りるかどうかで金額に大きな差がでるので、ここは要チェックです(笑)
ただ、実際に2足目に補助が下りるかどうかは書類を提出してみないと分からないので・・・今結果待ち状態なのでドキドキです(汗)
今までは大丈夫だったけど、今回は大丈夫かどうかは結果の通知が来ないと分からないので毎回ドキドキして結果のハガキを待っています(;´Д`)
因みに、結果のハガキがくるのが1カ月後とかで結構時間がかかります。
(返金されるのはもっと後になります)
ハガキが届いたら、次にお住まいの市町村役場で残りの金額分を乳幼児医療証の方に補助金申請をします。
その時に最低限必要な書類が
- 補助金が下りた証明(結果のハガキ)
- 医師の指示書(コピーして残しておく)
- 領収書(コピーして残しておく)
この3点ですので、保険組合に申請する時に医師の指示書とインソールの領収書はコピーして残しておく事が必要です。
(保険組合に提出する書類はオリジナルの方です。)
このコピーを忘れないように気を付けて下さいね。
【まとめ】足底板を利用した靴はやはり今回も1足3万円越え!
あくまでも我が家のケースですが、今回もインソールを使用した靴を作るのに時間もお金もかなりかかりました(汗)
こんなに手間暇かけて作った靴なのに、我が子にいきなり履くのを拒否られかなり焦りました(笑)
どんなに嫌がっても本人の為には履かせなくてはならないので・・・可哀そうではありますが仕方がない事ですね。
歩けなくなってしまったらもっと可哀そうですからね。
たった1足(我が家の場合2足だけど)作るのにこんなに苦労するんですよ。
なので毎年そろそろ靴を作らねば・・・と思うと結構憂鬱です(笑)
次回靴を作る時も“靴を作るタイミングが遅すぎた!”にならないように気を付けなくては。
普段から我が子の足の成長もたまにチェックしなくちゃですね(汗)
前回の靴の話し

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