うちの長男は来年中学生になります。
身長も145㎝とだいぶ体も大きくなってきました。
男の子って特にママ命じゃないですか?
未だにママにべったりなんですよ~(焦)
外でも常に「ママ大好きよ~♪」って何度も大声で言ってくれます(汗)
親的にはもちろん可愛いのですが・・・やはり公共の場ではかなり違和感があり、変な目でよく見られてしまいます(*´Д`)
この間発達検査をしたというお話をしましたが、発達検査の結果、うちの長男の精神年齢は3歳児レベルでした。
・・・3歳の子の行動としては普通の事でも、やはり見た目的に公共の場でいつまでもママにべったりはさすがにアウトだと思います。
精神年齢と実年齢の差って難しい問題ですよね。
これはダウン症に限らず、知的障害のある子を育てている親にとってはかなり悩む問題だと思います。
うちの子が同性だったらまだ良かったんですけどね・・・男の子なので、ある程度ママとの距離を考えなくてはなと思っています。
羞恥心がないと精神年齢と実年齢の差を埋めるのは難しいという現実
小さい頃って“アンパンマン”と“かお母さんと一緒”が大好きですよね。
そしてもう少し成長すると、今度は男の子だったら戦隊ヒーロー系、女の子だったらプリキュアとかがだいたい好きになったりします。
でも、だいたいの子は小学生の低学年には戦隊ヒーローやプリキュアから卒業します。
卒業と言うよりも、本当はまだちょっと好きだけど「お友達に知られたら恥ずかしい」という気持ちが芽生えてくるので、本当はまだ好きなのに自ら断ち切るという子も実は結構います。
うちの次男もそんな感じでした。
本当はヒーローがまだ好きだったのに、1年生に上がったとたん、「ヒーローの服は恥ずかしいから着ない!!」「こんな服着てたら笑われちゃうよ!」といきなり拒否するようになりました(笑)
普段はまだまだママと手をつないで歩いているくせに、お友達の前や学校周辺では絶対に手をつなごうともしなくなりました。
ママ的にはかなりショックでした(泣)
子供には子供なりの世界があるんですよね。
こんな感じで、普通の子だったら恥ずかしさも加わって年齢相応の行動を自分からとります。
それが、知的障害のある子だと、この年齢相応の恥ずかしさが出てこないんですよね。
なので、恥ずかしさの理解はできなくても、それなりに行動できるように周りが教えてあげなくてはならなくなります。
我が子がだんだん大きくなるにつれ、これが本当に難しいというのが身に染みて良くわかってきました。
いくら長男に「家の中以外では“大好き”って言ったり、抱っこしたりチューはダメ!!」と何度も何度も教えても、本人からしてみれば“別に悪い事していないのに何で?”ですよね。
“家ではいいのに外ではなんでダメ?”ともきっと思っていると思います。
場面によってダメは難しいから全面的にダメにすれば・・・とも思ったのですが、私的にはスキンシップってすごく大切だと思うんですよね。
精神年齢が3歳の子にスキンシップをしないなんてものすごく可愛そうと思ってしまうので・・・全面禁止はできずにいます。
本当に難しい問題だと思います。
親離れって知的障害のある子にとっては永遠の課題だと思います(;´Д`)
知的障害児の精神年齢と実年齢の差を埋めるには?
うちの子は体も大きくなってきたし来年中学生にもなるので、私的にはとりあえずママとの距離をなるべく離したいと考えています。
いくら知的障害のある子とは言っても、身辺自立という面から考えても必要な事だと思います。
特にうちの子は異性なので、一緒に寝る事とお風呂に一緒に入る事は出来る限り早く卒業させたいと思っています。
この間、発達検査の結果を受け担当の先生に色々と相談してきたのですが、その時に精神年齢が3歳なのに“どうやったらママなしで寝られるようになるのか”も色々アドバイスをいただいてきました。
(お風呂に関しては別記事でお話ししています。)
先生の話では、どうしても知的障害のある子は年齢相応の行動が難しいので、ある程度周りが期間で区切って行動を促すようにするしかないと話されていました。
例えば、ママと一緒に寝るをなんとかしたいなら
「〇〇になったらもう一人で寝るようにしようね。」という感じで、前々から何度も本人に言い聞かせた上で期間で区切りをつけ行動を促すという感じです。
精神年齢の成長を待っていたら大人になっても無理なので、なるほどなと思いました。
もちろん言い聞かせても順調に親離れを進めるのは現実的には難しいです。
なので、段階的に少しづつ慣れさせるしかないみたいです。
例えば、我が家の場合、来年から中学生なので理由を納得させるいい機会なんですよね。
今から「中学生になったらママとは一緒に寝ないよ。」を繰り返し伝えておいて、中学生になったら子供部屋を分けようと考えています。
気持ちを切り替えさせる為に環境を整えるという事も大切ですよね。
そして慣れるまでは寝付くまでは一緒にいるけれど寝たら部屋を出るを繰り返し、高校生になる頃までには完全に一人で眠れるようにするよう徐々に慣らしていくという感じです。
ある程度親が意識して我が子を引き離す努力をしなくては本人はいつまでたっても親にべったりだと思います。
親も子離れしていかなくてはならないですね。
可哀そうという気持ちをある程度断ち切らなくてはならないと思います。
手のかかる子程、親として放っておけないんですよね(;´Д`)
子離れってすごく難しい事ですが、我が子の将来を考えると自立させる為にも必要な事なんですよね。
知的障害のある子の親にとっても子供にとっても、親離れ・子離れはものすごく大切な事だと思います。
もしかしたら、知的障害のある子の発達年齢と実年齢の差を埋めるには親の子離れが一番大切な事なのかもしれませんね。
知的障害のある子をある程度親から引き離すには、まず先に親が手のかかる子を引き離せるかという親の気持ちの問題が大きいと思います。
難しい事ですが、私は最近子離れしなくてはと意識するようになってきました(-“-)
将来的に施設を利用するにしても、子離れできていないと利用に踏み切れないという事になるので・・・必要な事だと思います。
私は長男のショートステイ利用の必要性を感じつつも、まだ踏み切れられない状態です。
・・・結局は私自身が一番の問題みたいです(笑)





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