私は本当は近くにある私立病院で出産したかったんですよね。
私の利用したかった病院は出産後お祝いディナーを出してくれたりもするアットホームな感じの病院で、先生も優しくて地元では結構評判が良い産婦人科でした。
なのですが・・・切迫早産になってしまったので設備の整っている大きな病院を紹介されてしまいました。
その後出産までの約1カ月半ずっとその紹介された病院に入院していましたが、結局その病院で入院中に長男は早産で生まれました。
小さく生まれてしまった長男は病院内にあるNICUに暫く入院していました。
産前産後と色々あったので大きな病院で産んでいて正解だったと思います。
それでも、次男の時こそ地元の私立病院で産みたい!・・・と思っていたのですが、私は早産しやすい体質(?)らしく早い段階で子宮の入り口を縛る手術を受けたりもしたので結局次男も長男と同じ大きな病院で出産しました。
その大きな病院には小児科もあるので出産後も定期健診や病気になった時に受診したりと今でもずっと利用し続けています。家の子供達の主治医でもあります。
そんな出産をした病院から「“ダウン症児のファミリーケア”を研究しているので、今後の支援の質向上の為インタビューをお願いしたいのですが。」とお話をいただきました。
長男を出産したのはもう13年も前の話ですが・・・同じくダウン症のある子を出産した方が今後よりよい環境でケアを受けられるようになるお手伝いが出来るのならと即答で申し出を受けさせていただきました。
そして先日そのインタビューを受けてきました。
インタビューを通して、出産前や出産後の様子を思い出しながら当時思った事を色々お話してきました。
それで思い出したのですが、私は長男を出産する前から五感的に何かを感じていたようにすごく思います。
出産前から自分が普通に皆と同じように元気な子供が産めるような気が何故かしなかったんですよね。
初産なんてこんなものなのかな?
上手く伝えられませんが、底知れない不安を出産前から何か感じていたのを思い出しました。
当時はまだ今の様に出生前診断なんて35歳以下は基本していなかった時代です。
出産前から何かを感じていた!?お腹の子がダウン症だと知らなかった妊娠中の不安
私が今回病院側からのインタビューを受けて思い出したのが、出産前から感じていた底知れない不安です。
初めての妊娠が流産してしまい、長男を妊娠した時もかなり初期の段階で出血が暫く止まらない時期があったので、そのせいかも知れませんが。
長男を妊娠中は神社を見かけるとよく
- どうか五体満足で元気に生まれてきてください。
- 勉強なんてできなくてもいいので知的障害とかではなく普通に元気な子が生まれてきてください。
この2つの願いを必死になってお願いし続けてきました。
私の周りでは出産ラッシュが続いていて、皆元気な赤ちゃんを産んでいたのに・・・何故だか分かりませんが、私には元気な赤ちゃんを産めるのだろうかという不安がずっとありました。
次男を妊娠した時はこんな心配全然しなかったのに。2人目の余裕からかな?
その後長男を早産で出産し、長男がNICUに入院中にダウン症であるという事が判明しました。
その時、妊娠前からの不安はこれだったのか!って、なんとなく納得ができたような感覚があったんですよね。
後から論的な感じなのでなんとも言えませんが。
なんだか不思議ですよね。
皆さんはこんな感覚ありましたか?
私だけかな?
スピリチュアルな繋がり・・・??
長男を妊娠する前、当時すごく好きだった番組があります。
それは江原さんや美輪さんが出ていた“オーラの泉”です。
スピリチュアルな世界って正直全部が信じられる訳ではないけれど、それでも「こういう世界が本当にあるのかも」なんて思ってよく見ていました。
長男を出産後、我が子がダウン症だと知ってから私は3か月ぐらいずっとメソメソしていました。
なかなか前向きな気持ちにはなれず、我が子が将来どうなるのかの不安でしかありませんでした。
そんなある日、病院受診の帰り道、病院の売店で“スピリチュアル子育て”の本を見つけて、何気に帰りの電車の中で読んでいたんですよね。
その本には病気や障害を持って生まれてくる子の意味が書いてありました。
病気や障害を持って生まれてくる子というのはわざわざ自分の意思で不自由を選んで生まれてきた子なので意欲的な魂を持った子なのだそうです。
その子が「この親なら大丈夫」と思って自分を選んで生まれてきてくれたのは、そういう試練に打ち勝てるだけの器があると認められたからこそなのだそうですよ。だから誇りに思っていいそうです。
「スピリチュアル子育て」より部分抜粋
江原啓之のスピリチュアル子育て (王様文庫) [ 江原啓之 ]
なんかちょうどその時の私に刺さる言葉で、電車の中で号泣してしまったのをよく覚えています。
スピリチュアルの世界を全部が信じられる訳ではないけれど、それでもなんか当時の辛かった心が救われた言葉でした。
またこの本を時間がある時にでも改めて読んでみようかな♪
本って自分の成長によって読む時感じる事が変わってきますよね。
当時は長男を出産した後だったので・・・また読んでみたら違う発見が出来そうで面白いかも(^^)
余談ですが、私の姉が昔働いていた職場にスピリチュアルな霊視(?)ができる方がいたそうです。
姉はなんとかその方にお願いして一度診てもらった事があるそうです。
ちょうど私が長男を妊娠中の事でした。
そのスピリチュアルな方にみてもらった姉は「あなたの旦那さんと子供達はハゲる」と言われたそうです(笑)
更に、「あなたの妹さんの旦那さんと生まれてくる子もハゲる」と言われたと言っていました(*_*;
はぁ???
・・・・信じるも信じないもあなた次第です(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました
記事を楽しんでいただけましたらポチのご協力お願いします♪
私も、「オーラの泉」は大好きで、毎回テレビにかじりついて見ていました。
その後、霊視できる人たちと巡り合い、前世をみてもらったこともあります。
妹にダウン症があるのはなぜかと質問したところ、「それはこの世での学びを深めるため、妹さんが自ら選んだこと。面倒見のいいあなたをお姉さんに選んだのも妹さん自身」とおっしゃっていました。
『私たちは魂の修行のために、この世に人間として生まれてくる。
どんな修行内容(人生設計)にするかは、生まれる前に実は自分で決めてきている。
何度も何度も生まれ変わっては修行を積み、魂のレベルを上げる。
乗り越えられる修行しか設定していない。
魂レベルが高い人ほど、ハードな人生にチャレンジできる』
というスピリチュアル的な考え方は、個人的には結構好きですね。
気持ちが楽になりました(^^)
客観的にみても、家族の中で一番、妹が魂年齢が高いと思います。
私も妹のように、いろんな欲をそぎ落としていきたい、、と願う日々です。
レモンさん
その本にもそんな事が書いてありました!
私もスピリチュアルな考え好きなんですよ~(^^)
なんか救われますよね。
ずっと忘れていた本ですが、久しぶりに読み始め、子供達を怒ってばかりの自分に反省中です(笑)
因みに私は宇宙的な考えも好きで、宇宙的な考えからすると全ては自分の考えた事が現実になっているそうなんですよ。
その原理から言うと、ずっと障害のある子が産まれませんように・・・って考えていたからこそ長男に障害があったのかなとも思う所があります。
宇宙はマイナスの想像も結局は自分の願いとみなすそうなので。
全部を信じている訳ではありませんが、なんか不思議な繋がりを感じます。