うちの子は特別支援学校に通っているので、同じダウンちゃんのお友達も周りにいっぱいいます。
ダウン症の子ってメガネの子が圧倒的に多いと思いませんか?
実はダウン症の子って視力に問題がある子がすごく多いです。あ、でも、もちろんメガネじゃない子もいますよ。
うちの子も遠視に乱視がひどいらしくメガネっ子です。
目次
ダウン症なら“うちの子は大丈夫”と思っても眼科に一度受診してみるべき!
うちの子にメガネが必要と診断されたのが3歳でした。
3歳児健診の時に、担当の先生に「大丈夫そうだけど、一応検査しておきましょうか。」と言われ、眼科を紹介されたのがきっかけです。
うちの子は日常生活に不便を感じているような所は全然なかったので、絶対に視力は悪くないと思っていたんですよね。でも、“一応安心の為に診てもらうか”ぐらいの気持ちで眼科を受診してみたら・・・アウトでした(笑)
しかも、診断結果が遠視にひどい乱視と予想外にひどく、メガネが絶対に必要と言われました。
今までそんなに見えていなかったの~!?と、かなりビックリ(笑)
今でこそ笑って話せる話しですが、当時は我が子がメガネをしなくてはならないという事実を受け止められず泣きました。
因みに、この3歳児健診はうちの子には頸椎にも問題があるという事に気付けたきっかけでもあります。

大丈夫だと思っていたのに頸椎にも視力にも問題が発覚・・・。
よく聞く「ダウン症は〇〇になりがち」は、結局うちの子にだいたい当てはまっている事が多かったです。
なので、もしまだ小さいダウン症のお子さんを育てているママがこのブログを読んでくださっていましたら、“うちの子は大丈夫そう。”と思わず、一応受診はしておいた方がいいですよ!
受診して何でもなかったら安心できます。
もし何か問題があったら早めの対処で良くなります。
放っておく事が一番怖いと私は実体験から思っています。
なので、とりあえず主治医の先生に相談してみる事をおすすめします。
うちの子の主治医の先生は頸椎の件も、メガネの件も「この子は大丈夫そうね。」とおっしゃっていたんですよ。それでも専門の先生に診ていただいたらアウトでした・・・用心するに越したことないと思います(^^)
眼科受診の苦労
小さい子の眼科受診ってものすごく大変なんですよ。
色々な機械を使って検査するので、本当に苦労しました。
そして小学6年生になった今でも眼科受診はものすごく苦労しています(笑)
ある程度大きくなって色々な事に理解できる年になれば、眼科受診は別に怖い事ではない、痛い事なんてしないと理解できるのですが、小さい子でしかも知的障害があると眼科受診は恐怖でしかないんですよね。
家の子がいまだにしっかり検査できないのが目の屈折を調べる検査です。
別に何て事ない検査なんですよ。
ただ、機械の中をのぞいて画像を見ているだけでいいのに・・・それが未だに怖くてできないんです。
顔を機械に固定するので、それが怖いのかな・・・毎回これで苦労します。
それから、うちの子は普通の視力検査も結構苦労します。
片目づつふさいで、見えたCの記号の開いている方向を右とか左とか上とか下と答えるアレです。
言葉で答えられない子の為に、うちの子が通っている眼科では、同じCの形の大きい図形を用意してくれています。
車のハンドルぐらいの大きさで、一部だけかけているやつです。
それを持たせ、車のドライブ~とか言って遊びながら、先生が指した図形がどういう形で見えたかを同じ向きにして教えるという感じで検査します。
(この説明で分かるかな?説明下手ですみません・・・。)
出来ない事はないんですよ。ただ、すぐふざけるし集中力が持たないのですぐ飽きてしまって最後までやり遂げるのが大変なんです。
うちの子は毎回これをやると後半はたぶんかなりふざけているので正確にははかれていないはず・・・そんな感じです(汗)
うちの子の場合、だいたい半年に1回受診して、この視力検査と屈折の検査をします。あとは直接先生による直診ですね。
それ以外にだいたい2年に1回、本格的に薬を使って瞳孔を開いて検査します。(検査内容はほぼ同じ)
これで使っているメガネの度数が合っているのかをチェックしてもらっています。
小さい子は弱視でも重症でない限り見えにくくしている子はあまりいないのが現実
裸眼家系に生まれた人あるあるだと思うのですが、メガネになんて縁がずっとなかった人にとって、メガネをかけなくてはならないという現実は結構ショックなんですよね。
私は当時、我が子にメガネが必要だと分かった時、ショックでショックで泣きました。
同じママ友も泣いたという話を聞いたので、私だけじゃなくて結構ショックを受けるママもいると思います。
でも、先生に「メガネをかけないと逆にこの子が可愛そう。」と言われ納得しました。
生まれつき視力が悪い子って、生まれてからずっとそういう状態なので“こういうもの”とずっと思って生活してきているので、本人は良く見えないなりに頑張ってそれなりに見ているのだそうです。
なので今までメガネなしでも普通に歩き回れていたそうです。
でも、それを放置しておくと、子供の視力はだいたい6歳ぐらいまで成長しているそうなので、視機能が発達できないそうです。
それにしても全然物にぶつかったりした事がないので、正直親として「本当にメガネ必要なの!?」って感じでした。
これ、調べてみたらそういうものらしいですよ。弱視でもよっぽど重症でない限り見にくそうにしている子はあまりいないそうです。
最初はどうしても疑ってしまっていた私でしたが、我が子がメガネを自分からかけるようになった姿を見て「メガネしていた方がやっぱりよく見えるんだ。」というのが後になってはっきり理解できました。
小さい子にメガネを使わせる親の苦労
本人的には不便を感じていない状態でメガネをかけさせるので、そうとう苦労します。
メガネをかけるのがものすごく苦痛なのでなかなかメガネをかけようとしてくれないんですよね。
うちの子なんて、最初の2年ぐらいはほぼ使ってくれませんでした(汗)
本人の機嫌がいい時にサッとかけさせる⇒本人が嫌がってとる⇒また機嫌のいい頃合いを見計らってメガネをかけさせる⇒とられる
これを永遠に繰り返すという感じでした(笑)
通っていた保育園の先生方にも協力していただいて、日中もなるべくちょっとでもメガネを使ってもらうようにしていました。
眼科の先生によると「なるべく絵本を見ている時とか目を使っている時に意識してかけてあげると、だんだんメガネの必要性に本人が気づいてきますよ。」という事なのですが、本人がメガネの必要性に気付くまで本当に時間がかかりました。
同じく小さい頃からメガネをかける必要があった子のママに聞くと皆そんな感じだったみたいなので、小さい子のメガネあるあるみたいです(笑)
これも個人差で、すぐメガネに慣れたとう子ももちろんいましたよ。
余談ですが、あまり親がやっきになって「メガネを早く慣れさせなくちゃ!!」と、無理をしなくても大丈夫です!
私は適当な人間なので「あ、そう言えば最近メガネかけてあげるの忘れてた。」なんて事よくありました(笑)しかも数日単位で(笑)
かけてもかけても嫌がってすぐ外されるを何度も何度も繰り返すのは親的にもかなりストレスになります。
あまり頑張りすぎると精神的に疲れちゃうので程々でいいと思いますよ。
うちの子はそんな適当な私でしたが、それでも結局メガネをする必要性に最終的には気付けましたよ。
今では朝起きると自らメガネをかける程です。
でも、メガネをかけなくても未だに全然大丈夫な感じは健在なんですよ。
プールに入る時メガネをかけないのですが、それでも全然不便を感じている動きは一切ないし、そして家でも朝メガネをかけ忘れたままずっと過ごすという事も結構あるので(笑)
裸眼の私には理解できません。なんか不思議ですよね(笑)
弱視と診断されると8歳までメガネの補助金がもらえる!
裸眼の私は全く知らなかったのですが、メガネって実際に作ると結構な金額なんですよ。
もちろん作り方にもよりますが、それなりに利便性を追求するとだいたい4万円前後します。
オプションの選び方次第ではなんと6万円ぐらいかかったという子もいましたよ。
「メガネってこんなに高いの!?」と私は衝撃を受けました(;´Д`)
でも大丈夫です!8歳までは弱視と診断されれば補助金がでます
全額ではないけれど4万円強メガネ費がかかっていた我が家の場合9割近く戻ってきました♪最大で38,461円の助成が受けられます。
これもインソール靴を作った時の申請と同じで、先に加入している健康保険に申請して、申請が下りたら、その後残りを乳幼児医療証の方に申請します。
詳しくはコチラの記事を見てみて下さいね。

8歳以降のメガネは自腹・・・それでも結局いいメガネを購入してしまう親心
メガネってかなりピンキリなんですよね。
その気になれば1万円以下でも作る事は可能です。
私の周りでは8千円ぐらいで作ったというママもいましたよ。
金額を左右するのがオプションです。
レンズを薄くするとプラス料金が発生、ブルーライトカット機能をつけるとプラス料金が発生・・・と、ある程度使用感を気にすると最低でもやっぱり4万は超えちゃうかなという感じです。
うちの子のメガネは“こどもメガネ アンファン”で作っています。ここ、メガネを医療用としてしっかり考えてくれているのでかなりおすすめです。
ただ、しっかりしているのでそれなりの値段がします。出来る限り安く作りたいと思っていても、最低限のオプションを選ぶと4万円強ぐらい毎回してしまいます(汗)
メガネの補助金がもらえるのは8歳までなんですよね。
メガネはよっぽど視力の変動が激しかったり壊さない限りは子供だと2年に1回の割合で作り直します。
なので8歳までとは言っても3歳から使い始めるとしても補助金が使えるのは実質2~3回分ぐらいです。
9歳以降は4万円前後が全額負担なんですよ(泣)
なので私は8千円で作ったというママに教えてもらった所で作ろうと思っていたのですが・・・自分でもメガネをかけているママ友に「やっぱりアンファンのメガネは質がいい。自分のメガネも前に一度アンファンで作ったんだけど、その後に他の所で作ったメガネを使うようになったら頭がくらくらするの。」と言っていました。
裸眼の私にはよくわかりませんが、メガネの質によって目の疲労感が全然違うそうです。
なので実際に9歳以降に自腹でメガネを作りに行った時も、結局アンファンを選びました(泣)
でも、アンファンだと保証期間を過ぎてもメガネのズレ等の調整は毎回無料なので小さい頃は特に助かりました。
子供ってメガネの扱いがひどいのですぐズレたりしちゃうんですよ。
ひどい時は毎週のようにメガネ屋さんに通って調整してもらっていました。週2回調整に行った事もありました(泣)
小さい頃はメガネ調整はすごく頻繁なので、ご自宅近くの品質に安心できるメガネ屋さんを利用するのが一番だと思います(^^)
【まとめ】お子さんがダウン症なら見えていそうでも一度眼科受診を!
私の周りでは我が子が8歳になってやっとメガネが必要な事に気付いたママがいました。
今まで全然見えていないと思うそぶりがなかったから知らなかったそうです。
私もそうだったので、その気持ちすごく良くわかります。
我が家の場合、“ダウン症だと弱視が多い”という情報が事前にあったので、まず疑うという所から入ったので早期発見に運よく繋がりました。
視力は6歳まで成長するので、視力に問題があるなら出来るだけ早めに対応してあげた方がいいです。
なのでこそ、もしダウン症のお子さんでしたら、一応眼科受診だけでもしておいた方がいいです。
視力に問題ないと分かればそれでいいんです。
怖いのは視力に問題があったのにずっと放置していたという状況です。
目が見えるってすごく大切な事ですよね。
是非お子さんの視力を一度チェックしてあげて下さい(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました
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