きょうだい児はお世話係ではない。“つい頼ってしまう”を減らす努力

最近私的には“きょうだい児”である我が家の次男の心のケアをすごく心配しています。

きょうだい児の辛さ・・・ドラマ「グッド・ドクター」でも話題になっていましたよね。

まだまだ甘えたい時期に色々辛い思いをさせてしまっているのかと思うと、親としてすごく心が痛みます

でも、「私は障害のある兄弟(姉妹)のお世話係として生まれた・・・」なんて自分で思っている子もいるのが現実です。

きょうだい児はお世話係なんかじゃ絶対にないです

なのですが・・・障害のある子にどうしても手がかかってしまうんですよ。

どうしても私だけじゃ手に負えない事があると、言葉だけでしっかり動いてくれる次男に

「ちょっとお兄ちゃん見てて」とか、

「ちょっと手伝ってあげて」とか・・・ついつい頼ってしまいます。

こういう事も次男には負担になっているのかと思うとやるせない気持ちになります。

お兄ちゃんの事を心配して泣く優しい弟

次男はよく「お兄ちゃんばっかりずるい!!」とか、「なんでお兄ちゃんだけ!!!」とかいう言葉を口にします。

それが本音だと思います。

結局は自分よりお兄ちゃんの方が大切にされていると思っているって事ですよね

親的にはもちろんそんなつもりは全然ないんですよ。

全然ないのですが・・・そう思わせてしまっているというのが現実です。

親として本当に辛い所です。

兄に対してそんな不満を抱えている次男なのですが、操作次第で怪我をするかもしれない恐れもある自分の玩具をお兄ちゃんが勝手に使ってしまった時や、外出中にお兄ちゃんが急に姿を消してしまったりした時には「お兄ちゃんが危ない!!どうしよう!!!」と泣いて心配してくれます。

普段はお兄ちゃんに対して文句をよく言っているのに・・・本当はすごく心の優しい子なんですよね。

そんな優しい心をこれ以上傷つけないようなんとかしたいとすごく思っています。

物心ついた時からお兄ちゃんに警戒

次男が3歳ぐらいの時だったと思います。

何かのきっかけで次男に玩具を買ってあげた時、次男は「大切な玩具だからお兄ちゃんに壊されたくない!!」とすごく心配していました。

なので、「お兄ちゃんが帰ってくるまでに隠す!!」と、隠し場所を色々探していました。

お兄ちゃんが帰ってくる前はちょっとしたパニック状態で「どうしよう、どうしよう!!」とずっとソワソワしていました。

そして、いざお兄ちゃんが帰って来た時、次男はどうするのかなと様子を見ていたのですが・・・

なんと、お兄ちゃんが帰って来たら、次男はいきなり隠していた玩具を自ら取り出して「はい!」ってお兄ちゃんに手渡したんですよ!!!

お兄ちゃんに玩具を自分から手渡して、号泣していました。

本人なりに一生懸命大切な玩具をどう守るのか考え抜いた末、自分の知らない所で見つかって壊されるよりも先に遊ばせて興味を早くなくさせようと思ったのかどうかは分かりませんが、次男は小さい頃からお兄ちゃん対策を自分の中で色々考えていたんですよね

普通だったら弟に生まれたらこんな心配はしないじゃないですか

次男は“きょうだい児”として生まれてきた事で、そんな小さい頃から色々苦労をしてきているんですよね・・・。

親としてホント心が痛みます。

なかなか難しい事ですが、出来る限り“つい頼ってしまう”を減らしていこうと思います。

 

 

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